橋爪駿輝『スクロール』あらすじが知りたい!北村匠海・中川大志で映画化!古川琴音・松岡茉優も!!舞台挨拶は揃い踏み?  

橋爪駿輝(映画『スクロール』原作者)ってどんな人?wiki

橋爪駿輝は、映画『スクロール』の原作、小説『スクロール』を書いた小説家です。

1991年、熊本県に生まれ、高校生のときから執筆活動をしていたそうです。
その後、横浜国立大学に進学し、フジTVに入社してプロデューサーとなりました。
社会人となり、仕事に追われ、たまたま飲みに行った店で偶然編集者に会ったということです。
その編集者に勧められるまま、小説を再び書き始め、
2018年に『スクロール』を発表した、という経緯を持っています。

また、橋爪駿輝は、プロデューサー、小説家、という顔の他、
YOASOBIの大ヒット曲「ハルジオン」の原作者としても話題になりました。
さらに、映像作家としても活躍中。
Amazon Originalで配信中の連続ドラマ『More Than Words』では監督もしているそうです。

今回、橋爪駿輝原作『スクロール』が映画化されましたが、
2018年発表の小説『楽しかったよね』は、
『スクロール』に先んじて、本田翼主演で映画化されています。

最近の、小説家橋爪駿輝としては、
『この痛みに名前をつけてよ』(講談社)、『さよならですべて歌える』(集英社文庫)を出版。
「週刊SPA!」で『だから愛(かな)しみに溺れる』を連載中です。

八面六臂の活躍ですね。

『スクロール』のユウスケ(中川大志が演じている)と、橋爪駿輝。
なんだか、重なっているような、、、
もしや、『スクロール』ユウスケのモデルは橋爪駿輝自身?

橋爪駿輝の小説『スクロール』のあらすじは?映画『スクロール』は?

映画『スクロール』は、
橋爪駿輝の小説『スクロール』がどれだけ反映しているのか気になりました。

2つの『スクロール』を、そのあらすじで比べてみます。

橋爪駿輝 小説『スクロール』のあらすじ  キラキラの青春群像?

『スクロール』は、5つの短編小説から成る一冊。
5編は、それぞれの登場人物固有のエピソードが描かれ、独立しながらも重なり合っています。

『スクロール』の5つの短編を、列挙してみます。

①童貞王子
モボとハルのお話。
友達が少なくさえない大学生モボ。
モボの隣室にいる元カレの音を聞きに来る、女子高生ハル。
もぼの部屋にゲームをしにくるユウスケ
ユウスケにたきつけられて、ハルに告白しようとするモボだが、、、、

②麗しい美しい
真理と草太。そしてモガ。
付き合って3年の真理と草太。
就活中の草太。そこそこの会社の面接が好感触で、ルンルンして真理のマンションへ。
そこに、裸の真理と男。ブチ切れる草太。
が、逆切れする真理に、いつまでも就職が決まらない、となじられる。
そこへ、不採用通知が、、、
浴びるほど酒を飲んで正体をなくした草太。
その草太に「2番目の彼氏にならないか」と提案するモガ。本名「麗美」。
草太はやがて、、、

③(パルプ・フィクション)
なぜかタイトルに()がつく。
ユウスケ、モボ、そして<僕>
モボが死んだ、とユウスケから連絡がある。
<僕>は会社を休めるから、モボの葬式に行く。
葬式では、モボの母が「会社に殺された」と、ふたりの男に食って掛かる。
職場でコダマにパワハラ受けている<僕>は会社を辞める。
その後、街で遭遇したコダマから逃れた裏道で、爆破事件に遭遇。
収めた写真をユウスケに送信し、、、

④まっすぐ立てない
フリーターの<わたし>、銀行勤めの菜穂。大学時代からの友人。
恊もバイトをすっぽかして山手線で時間をつぶす<わたし>は、
2週間前に今カレにプロポーズされ、3日前には合コンで知り合った男と寝た。
菜穂のための合コンだったが、菜穂は次の彼氏ができて欠席していた。
菜穂はそういう星の元に生まれ、<わたし>は、まあいっか、と流される人生。
そんな<わたし>の隣の席に、いい匂いのイケメンが座り、、、

⑤スクロール
ユウスケ菜穂。
合コンで収穫なしのユウスケは、流れていった店で菜穂と出会う。

その店の女の子モガに助けられ、菜穂とつきあうことになる。
デート中、電話で呼び出されるユウスケ。
命じられた仕事は首つり自殺の取材。自殺したのはモボだった。
遺族への取材ですり減っていくユウスケ。
やがて、ユウスケと菜穂の仲は、、、、

 

ご覧のように、
小説『スクロール』は、まったく、キラキラしない登場人物たちの物語です。
映画『スクロール』のキャ,ストを知っていると、
さぞやキラキラ華やかな、と想像してしまいますが、
きっと、今も昔も、青春を「キラキラ」などと表現しているのは、
それをなくし、そこを通り過ぎた大人たちだけなのかもしれません。

羨ましく思う未来はだれかのコピーで、そこにはなんのオリジナリティもない。
他人の顔色をうかがって一日をやり過ごし、夜、家に帰ってきて鏡に映る自分は
ずるくて、情けなくて、弱くて、怠惰で。何者かになりたくて、けれど寝床につけば一人でしかない。
何者でもない。そんな毎日に追い込まれていた当時、書いた小説を、映画として観ることができて幸せです。

上の引用は、「映画ログプラス」というサイトに載っていた橋爪駿輝のコメントです。

 

映画『スクロール』のあらすじ 小説とどこが違う?

映画『スクロール』の主な登場人物は、<僕>・ユウスケ・<わたし>・菜穂、の四人です。
原作小説『スクロール』に登場する<僕>・ユウスケ・<わたし>・菜穂と同一人物と思われます。

上司からのパワハラでたまるうっぷんを、SNSで掃き出し自分を保つ<僕>。
<僕>の書き込みに共感し、特別な自分になりたいと願う<わたし>。
毎日が楽しければいいと刹那的に生きるユウスケ。
ユウスケとの結婚を望む、からっぽの菜穂。

この4人が、
<僕>とユウスケの学生時代の親友:森の死をきっかけに、
生きること、愛することについて考えはじめ、
互いの思いが交錯していくようです。

やはり、キラキラとは程遠い、現代の若者の等身大の青春が描かれているようです。
公式サイトのキャッチコピーは、次のようになっていました。

 

青春の出口に立った4人が見つけた、きらめく明日への入口とは──?

他のサイトに表現されていた、
「鈍色の青春」というコピーが、
この作品『スクロール』に、
小説『スクロール』と映画『スクロール』に、
ぴったり当てはまりそうです。

橋爪駿輝の小説『スクロール』が、北村匠海・中川大志W主演で映画『スクロール』に!ほかのキャストは?

公式サイトで調べると、以下の方々が掲載されていました。

北村匠海、中川大志、松岡茉優、古川琴音、水橋研二、莉子、三河悠冴、MEGUMI、金子ノブアキ、忍成修吾、相田翔子

北村匠海が<僕>を、中川大志がユウスケを、松岡茉優が菜穂を、古川琴音が<わたし>をえんじるであろうことが、YouTubeで公開された動画からわかります。
その他、MEGUMI、金子ノブアキをはじめとして、外見上スタイリッシュな方々が脇をかためているようです。
このキラキラでスタイリッシュなキャストが、どう「鈍色の青春」を浮かび上がらせるのか、たのしみです。

最近の作品を観ていても、
北村匠海は、『リベンジャーズ』と『星降る夜に』、
中川大志は、『鎌倉殿の13人』と『ナイトパレード』auのCMなど、
両極端と思えるような役を見事演じ切ってらして、ふり幅の広さをうかがえます。

きっとそのふり幅の広さで、
「鈍色の青春」の、「光さす未来」をも表現してくれるのではないか、と期待します。
(ちなみに、北村匠海と中川大志は、プライベートでも小3からのお仲間だそう。)

是非、劇場に足を運んで
橋爪駿輝原作、映画『スクロール』を鑑賞したいと思います。

 

橋爪駿輝原作の映画『スクロール』、ロケ地はどこ?聖地巡礼したい!

小説『スクロール』にも映画『スクロール』にも登場する「とんでもない青」という店。
ユウスケが、菜穂に一目ぼれしたお店、モガが働くその店に、是非行ってみたいです。
きっと、少々暗めの、お店の人とも気軽に話せるお店なんでしょう。
スタジオセットかなあ。

と思って、いろいろ調べましたが、映画『スクロール』のロケ地は、まったくわかりませんでした。

どなたか、わかる方、教えてくださーい。

橋爪駿輝原作の映画『スクロール』、舞台挨拶はどこでする?上映館とムビチケの情報も

ムビチケデジタルカード

橋爪駿輝原作の映画『スクロール』のムビチケ前売券(オンライン)やムビチケ当日券を買うと、
特別な絵柄と鑑賞記録がセットになった「ムビチケデジタルカード」がもらえるそうです。
公式サイトから応募できます。
1500円です。通常の前売りチケットと同額。

舞台挨拶

どうやら
TOHOシネマズ六本木ヒルズ
だけのようです。

2023.1.26現在、まだ発売前のチケットがあります。
「チケットぴあ」のウェブサイトから申し込めます。

登壇者予定は、北村匠海 中川大志 松岡茉優 古川琴音、清水康彦(監督)だそうです。

上映館

全国各地で鑑賞できますが、たいていの県では、県内2、3館です。
「映画『スクロール』専用の、上映館が一覧できるサイト」があります。
チケットぴあの上映館サイトでも探せますが、
映画『スクロール』専用の、上映館が一覧できるサイト「スクロール シアター」
時間と手間が省けます。

おすすめ。

 

 

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