キリエのうた(映画) あらすじは?松村北斗出演!映画館・ロケ地・主演アイナジエンド・原作脚本監督岩井俊二など話題満載

『キリエのうた(映画)』が2023.10.13公開されることになりました。

明かされない作品の詳細が、
興味を惹きつけます。

岩井俊二監督の音楽映画。

主役は、BISH解散後初仕事のアイナジエンド。

脇を固めるのは、演技派黒木華、人気者広瀬すず。

「主役アイナジエンド!」くらいの衝撃なのは、
岩井俊二監督作品初、大抜擢の松村北斗出演。

さてさて、
あらすじ、ロケ地、4人の役どころなど、調べてみました。

 

 

キリエのうた(映画) あらすじは?原作小説ある? 岩井俊二原作・脚本・監督!

原作小説があります。

『キリエのうた(映画)』の監督、岩井俊二自身によるものです。

 

世界はどこにもないよ・・・。

だけど、今ここを歩くんだ。

希望とか見当たらない。だけど、あなたがここにいるから。

上の引用は、男女三人の声が交錯する『キリエのうた(映画)』の予告映像のナレーションです。

「世界はどこにもないよ」
は、三人それぞれが、それぞれの声・スピード・間で。
「だけど、今ここを歩くんだ」
は、男性が。
「希望とか見当たらない。」
と、ふたりのうち、ひとりの女性が。
「だけど、あなたがここにいるから。」
が、ふたりの女性の声で、ふぞろいに重なりながらナレーションを結びます。

 

歌うことだけでしか声を出せないキリエ。
そのマネージャーを自称する、ピンクの髪のなぞ多きイツコ。
このふたりと、数奇な運命で結ばれているという、華のない美青年夏彦。

『キリエのうた(映画)』のストーリーは、
3人の

それぞれの人生が交錯し奏でる「賛歌」

になっているという。
さらに、
ストーリーの要であり、発端となる慈愛に満ちた小学校教員の女性が登場する。

「賛歌」と言いながら、
夏彦の微笑み以外に、
まるで明るさを感じない予告映像と各社からの『キリエのうた(映画)』告知・宣伝文。
そしてキャスト映像。

 

歌うことだけしか声を出せないキリエは、場面緘黙だろうか。
彼女から声を奪ったものは、なんだろう。
小学校教員の女性が、慈愛に満ちたまなざしを今も送り続けるのは、
小学校時代にこそ、キリエの声を奪った出来事が存在するのだろうか。
いじめ?虐待???自身の失踪????
唯一の救いが小学校の女性教員?

キリエをマネージメントするイツコは、
きっと似た体験を持つに違いない。
共感と、自分自身とキリエへの憐みのようなものがイツコを突き動かすのだろう。
救われない過去の、救いが、
「キリエのうた」なのかもしれない。

キリエ・イツコそれぞれと、数奇な運命でつながる、とはどんなことなのか。
夏彦は、キリエ・イツコどちらかの肉親?暗い過去を解きほぐすかつての同級生?
キリエの声に、「うた」に魅せられ引き寄せられるに違いないが、
夏彦こそが、過去の失われたピースを持っている?キリエの「声」を取り戻す?

 

明かされない『キリエのうた(映画)』のストーリーや登場人物の詳細。
23秒の予告映像と公式インスタグラムのキャスト画像4枚だけで、
あらすじが、次々湧きます。

岩井俊二と『スワロウテール』。
岩井俊二と『リリィシュシュ』。
そして、2023.10.13は、
岩井俊二と『キリエのうた』。

 

『キリエのうた(映画)』が、どんな音楽映画になるのか、
見出されたアイナ・ジ・エンドが、
抜擢された松村北斗が、
再び召集された広瀬すずが黒木華が、
どんな映画を描き出すのか、
楽しみです!!

 

『キリエのうた』どこの映画館で?上映館一挙掲載

残念ながら、2023.7.1時点では、上映館はまだわかりません。
完成披露試写会も舞台挨拶も未定ということです。

ただし、配給は東映ということですから、
お近くの東映系の上映館では公開されるかと。

BISH解散後のアイナジエンドの歌声を聴ける数少ないチャンスですし、
ストーンズとしても、朝ドラ俳優としても人気の松村北斗が出ることですし、
黒木華の演技も多くの方の期待度大、とマーケティング済と思われます。

『キリエのうた(映画)』
お近くの映画館での鑑賞、こうご期待。

*上映館わかり次第、一覧できるように掲載しますね。

 

『キリエのうた』あらすじ予想裏づける撮影場所(ロケ地)はどこ?

楽しいを迎えに行こう、月くらいなら行くよ。

アイナジエンド作詞作曲の劇中歌の歌詞の一節だそうです。
「楽しいを迎えに」いくためなら、どこへでも行けそうです。

「月」は少々無理ですが、
SNSでは、日本の全国各地から、
『キリエのうた(映画)』の撮影・キャスト目撃情報があるようです。

 

『キリエのうた(映画)』は、
少なくとも、新宿(東京都)・大阪(大阪府)・帯広(北海道)・石巻(岩手県)は、
撮影場所(ロケ地)だったようです。

 

主人公キリエの路上でうたうシーンは、
新宿都庁付近の路上だったことがわかっています。
(厳戒態勢だったかなあ。それともゲリラ的に自然な絵が撮れたんだろか。)

キリエと夏彦、あるいはイツコと夏彦の幼少期を過ごした地が、
帯広、あるいは石巻なのでしょうか。

小学校の先生だった女性は、きっと、
帯広か石巻からキリエを探して上京してくるのでしょうか。

ステレオタイプとしての予想ですが、
主要な4人の登場人物のバックボーンや性格が、
地名から想像広がります。

口数少なく、芯は太い。
どこか不遇で、忍耐強い。
「親ガチャ」ならぬ「土地ガチャ」だって、現実に存在しますから。

そして、もしかすると、
窮屈な「田舎」より、見過ごされる「都会」を選んで東京に行きついた、かもしれない。
夢を叶えるために来たのに、現実を教わってしまうかもしれない。

それでも、何かに救われていて、
やっぱり夢は捨てずに温めていたりする。

ありきたりなようでありながら、
三人だけの特別なかけがえない人生。

 

『キリエのうた(映画)』
撮影場所(ロケ地)が、
ますます、ストーリーを膨らませます。

 

『キリエのうた(映画)』松村北斗はどんな役?主演はアイナ・ジエンド(元ビッシュ)岩井俊二が惚れ込む逸材

主演アイナジエンドは、
岩井俊二が、その声と歌唱と容姿に創作意欲を搔き立てられたのだと推察します。

そして、『キリエのうた(映画)』で大抜擢のストーンズ松村北斗は、
アイドルとしての「華」よりも、その静かで穏やかな顔立ちとたたずまいと声に
配役された理由があるのではないか、と予想します。

まず、

『キリエのうた(映画)』でのアイナジエンドの役は、主人公キリエ。
歌うことでしか声の出せない女性。
きっと、何か負の過去を背負っている。
にもかかわらず、人を癒し温め、夢に踏み出させる「声」の持ち主。

ハスキーで、揺らぎがあり、かすれながら心を潤すようなアイナジエンドの声、歌唱。
岩井俊二が惚れないわけはありません。

 

岩井俊二監督と言えば、
CHARAで『スワロウテール』を
salyuで『リリィシュシュ』を創っています。
いずれも、
ハスキーボイスのゆるくて切くて胸を絞られるような表現が特徴的なシンガーを
主軸に描いた音楽映画です。

CHARA、salyu、そして今回のアイナジエンド。
岩井俊二の好ましいと思うドンピシャの声、歌唱、容姿。
『キリエのうた』は
アイナジエンドの声と歌唱に触発されてできた作品と言ってまちがいなさそうです。

そして、松村北斗。
CHARAの脇に三上博史が、
salyuの脇に市原隼人が、
今回『キリエのうた』アイナジエンドの脇には村松北斗です。

三上博史、市原隼人。
美しくも個性的な、どちらも比類のない存在感を持っている気がします。
特に三上博史に至っては「孤高」と言った雰囲気すら漂う。

一方今回『キリエのうた』に抜擢の松村北斗。
主観ですが、
くせがない、アイドルオーラも消せる、するりつるりと整った顔立ち。
くぐもった声、ふんわりした笑顔、求められなければ他人のエリアは決して侵さない感じ。
何にでも、どこにでも溶け込めそうで、すんなり何にでもなってしまえそうな、
「個性的」の対極にいる個性派、のような。(わかりにくくてすみません。焦)

『キリエのうた』の松村北斗の役は夏彦。
アイナジエンドとはどう絡むのか。

アイナジエンド演じる主役キリエとは「数奇な運命で結ばれている」役柄ということなのですが、
公式インスタグラムの画像では、ひとり明るい笑顔。
「オタク?」とききたくなるチェックのシャツ姿。
負の過去を共有しながら、正の未来に誘う人?
そんな予想を勝手にしています。

アイナジエンドと松村北斗、
並んだ映像は出ていないし、歌番組等でも観た記憶がありません。
頭の中で並べてみても、
「似合う」とは思えない、このふたりの取り合わせ、相乗効果を、
予想できない分、わくわく期待してしまいます。

岩井俊二監督のお手並み拝見。
美しい映像と物語を待っています。

 

『キリエのうた』松村北斗・アイナジエンド以外のキャストも豪華!黒木華・広瀬すずの名前も

『キリエのうた(映画)』のキャストは4人しか発表されていないようなのですが、
脇を固めるあと二人が、超主役級。
広瀬すず、黒木華。

広瀬すずは、
ド派手なピンクの髪色で、斜めに見下ろすようにカメラをにらんでいます。
イツコ役でしょう。

イツコが主人公キリエ(アイナジエンド)とどこでどう出会うのかわかりませんが、
路上で歌いだしたキリエのマネージャーを自称します。
歌以外に「声」を発せないキリエの、「声」の代行者。
たぶん思いっきり暗く辛いだろうキリエの過去を共有しているか、
同様の過去を持った人間、と予想。

社会と大人につぶされそうな未来と夢。
キリエとイツコは、ここも共有していそう。

でも、たぶん、ふたりの選んだ道は異なっていて、
キリエは、立ち向かうなんて意識もせず、できることやりたいことを
今いる場所で始めた人。路上で歌い始めた人。
一方イツコは、世の中に立ち向かおうとして、跳ね返されて壊れかけて世を憎んだ人。
公式インスタグラムの映像から、そんな予想を立てています。

そんなふたりが
これまた、どこでどうやって出会い、重なり、
また、ひとりずつ自分だけの道を見つけていくのか。

こんな屈折した役って、広瀬すずはまりそう!
広瀬すずは、あちこちの作品で使われて『海街ダイアリー』を筆頭に演技派女優という評価。
屈折した陰キャラがお見事!
(私個人は、中川大志と出た「シーブリーズ」のCMが最高傑作だと思っています。)
このイツコの屈折を、
アイナジエンドのキリエはどう癒していくのやら。

『キリエのうた』松村北斗・アイナジエンド・広瀬すず・黒木華 キャストが豪華!中でも際立つ黒木華

『キリエのうた(映画)』。
岩井俊二原作・脚本・監督。
アイナジエンド主演。
その他キャストに松村北斗・広瀬すず・黒木華。

って、これだけで、
作品の詳細がちっとも漏れてこない。

にもかかわらず、十分すぎるほど期待してしまう最大要因が黒木華!!

変幻自在の演技派女優黒木華の
今回『キリエのうた(映画)』の役どころは、
「慈愛に満ちた小学校教員」。

これ以上ぴったりな人はいない!
と、私は深くうなづいてしまいました。

黒木華の
あの少し眠そうな瞳、柔らかくしろい頬、包み込みようなふわふわの声。
きっと、顔だけで、その役の人柄と、相対する人への愛を表現できそう。

「物語の要」とか「物語の発端」とか表現されている役柄で、
たぶん、
三人(キリエ=アイナジエンド・イツコ=広瀬すず・夏彦=松村北斗)が共有する過去と今を、
そっと包み込んで、癒して、
未来と夢に向かって背中を押す存在に違いない。

小学校なら、卒業してからでも10年は間違いなく経過しているわけで、
その10年以上ずっと、教え子の歩みに心砕いていたのでしょうか。

黒木華なら、
この「物語の要」「先品創りの要」になっていただろうな。

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