太田結乃(おおたゆの)『鎌倉殿の13人』『らんまん』などドラマで大役続きの子役!映画も出てる?

太田結乃(おおたゆの)と聞いて、
顔が浮かぶ人はまだ少ないかもしれません。

NHK朝ドラ『らんまん』の綾、と言えば佐久間由衣です。
凛とした気丈で純粋な主人公の姉綾を、佐久間由衣が演じて話題です、

その「最初の綾」が太田結乃です。

日本髪姿の、目のくりりとした太田結乃に目を奪われて、
神木隆之介や佐久間由衣、志尊淳が登場する前から『らんまん』のとりこになりました。

で、調べたのですが、
太田結乃については、意外にまだ情報は少ない!!

是非、注目していただきたく、
Wikipediaにまだページもない太田結乃の、プロフィールなどまとめてみました。

 

太田結乃(おおたゆの)『鎌倉殿の13人』で何役?ドラマで大役続きの子役

太田結乃(おおたゆの)は『鎌倉殿の13人』(2022NHK大河ドラマ)にも出演していました。

南沙良演じる大姫の妹、三幡(さんまん)役でした。

大泉洋演じる源頼朝と、小池栄子演じる北条政子の間に生まれた次女ということになります。

TBSドラマ『ドラゴン桜』でブレークした南沙良の妹役。
太田結乃と南沙良のツーショットは、まさに美少女姉妹。

陰を帯び、憂いを含んだ大姫=南沙良。
そして、対峙してあやとりに興じる三幡=太田結乃は、このとき実年齢10歳。
無邪気な幼子を演じながら、ただ者でない高貴さと秀でた賢さを感じる演技。

いるんですね、こんな才能の持ち主。
美しさと、品の良さの持ち主。

すくすく育ってほしい!
成人するまで、
その成長ぶりを追いかけたくなる、
大切に見守りたくなる。
そんな女優さん、見つけました。

 

太田結(おおたゆの))『鎌倉殿の13人』で頼朝の次女三幡の子役 朝ドラ『らんまん』では何役?

太田結乃は、『らんまん』(NHK朝ドラ2023前期)にも出演しています。

『らんまん』は、神木隆之介が主人公の植物学者牧野万太郎を好演して大人気ドラマです。
また、主人公万太郎の姉綾を演じる佐久間由衣が、凛としてかっこいいと評判に。
佐久間由衣の出世作になったとこれまた評判になっています。

太田結乃は、
この姉綾の幼少期を演じました。
酒蔵のひんやりとした清涼感と香りに惹かれる多感でしっかり者の少女綾を見事に演じ切りました。

太田結乃は、
体の弱い弟万太郎を守り支えようとしながら、その非凡な才能と人柄を見抜いていた綾そのもの。
優しくて芯が強く、しかも賢い少女綾を、
その表情と美しい立ち居振る舞いで表現していました。
どんなに酒造りに惹かれても、女であるだけで許されなかった時代に、
この子はあきらめないだろう、やがて酒造りをするに違いない、と
思わせる強さと明るさとまっすぐさが、その瞳に宿っている気さえしました。
視聴者は、主人公だけでなく彼女を、綾=太田結乃を応援したくなったにちがいありません。

次のふたつの太田結乃の台詞が、
少女綾の、
おかれた場所と生まれ持った性格、環境に磨かれた強さを示しているようで忘れられません。

「どういて万太郎ながやろう思うたことがある。弱~いのにやりたがり。迷惑ばっかしかける。勝手に倒れるしつまらん葉っぱをず~っと見ゆう。うちの男衆とはまるで違う。あたしと万太郎があべこべやったらって思うたこともある」

「ああいうふうに人を笑わせることはようせん。万太郎は弱~いけんど、万太郎じゃないといかんがやき!」

自分の置かれた場所を、恨んでも憎んでも余りあるのに、
跳ね返すのでなく、受け入れるだけでなく、認めて愛せる。

太田結乃は、脚本家長田育恵の「表現したかった少女綾」そのものだったのではないでしょうか。

観ている私は、もう、綾を観るたび、涙腺が崩壊してしまうのでした。

そして、
広末涼子演じる病床の母に、甘えたいのに甘えきれない少女綾=太田結乃。

そんな綾に母ヒサが言うのです、やわらかな微笑みとともに。

「お母ちゃんは、綾がしっかりしちゅうきに安心やよ。あとは、もうちっと綾も笑うてくれたらね。」

母から観た少女綾は、
健気でかわいくて、心配で、肩の荷を下ろしてやりたくて、、、、。
まさに、一視聴者である私のおもいそのもので、
これまた泣けて泣けて。

 

太田結乃は、2012年生まれ。
『らんまん』撮影時には11歳です。

11歳にして、この含蓄ある役どころが演じられるとは。

「天才」などと平板に名付けてしまうのはなにやらピンときません。
「天才」「美少女」どちらもはまりますが、まだ足りないような。

この先の太田結乃も、ずっと見つめていたいです。

 

 

太田結乃『鎌倉殿の13人』『らんまん』に出演子役『お帰りモネ』も?

太田結乃は、
『鎌倉殿の13人』『らんまん』だけでなく、
この2作品にさきがけて、同じくNHKのドラマ『おかえりモネ(2021)』にも出演していたそうです。

主人公モネ(清原果耶)が働く離島の地域振興の事務所に、
社会科見学の小学生として訪れる、ヒナという役だったそうです。
役名があり、いちばん前で、質問する役だったそうなので、
ちゃんと太田結乃だと認識できる画像も残っていました。

 

それにしても、太田結乃。
2021(9歳)『おかえりモネ』で、1話のワンカット、セリフあり役名あり、
2022(10歳)『鎌倉殿の13人』で、1話数分セリフあり役名あり、
2023(11歳)『らんまん』で、主役級俳優の幼少期で3話出演の上、回想シーンでも出演。
しかも、天下のNHKでの起用。
こうして並べるだけでも、着実に存在感を増し、着実に育っている感がありますね。
演劇界も注目している子役さんなのでしょうか。

 

 

太田結乃 朝ドラ・大河でも光る子役のwikiにもまだないプロフィールまとめました!2012年生まれ!!

太田結乃は、まだwikipediaにはページがありません。
プロフィールをまとめるべく、いろいろ探してみました。

2012年7月25日、埼玉県生まれだそう。
身長は直近で136cmとありましたが、11歳ですから、どんどん伸びていることでしょう。
小学5年生か6年生だと思われますので、クラスでも小さい方なのだろうと予想します。

ちなみに、子役で成功する役者さんは、小柄な方が多いようです。
子役を募集する要項にも「小柄」が優遇されることが書かれています。
小柄だと、実年齢より幼い役ができるはずで、
見た目年齢相応以上の演技力が発揮されることが期待できますものね。
なるほど納得です。

所属事務所はウォーターブルーだそうです。
比較的小さい事務所のようですが、
まさに太田結乃の『らんまん』での演技に注目が集まったことで
芸能事務所ウォーターブルーも注目されているようです。
子役希望の応募が殺到しているとのこと。
太田結乃がウォーターブルーの看板女優になる日がくるかもしれません。

ウォーターブルーは所在地が青山だそうで、
太田結乃は埼玉県から通っているということだと思います。
ご両親は芸能関係者だということはないようで、
小学校も県内の公立小学校のようです。

幼少期からひとりで埼玉県から青山まで通えると思いませんので、
お母さまは専業主婦で、送迎を含めマネジメントをしている、という状況が予想できます。
もちろんレッスンには、それ相当の月謝が必要だったと思いますし、
太田結乃自身に高額な出演料が発生しているとしたら、それは最近のことでしょうから、
お父様は高収入の方なのかもしれません。
あくまで、集まった情報からの予想です。

 

wikiっぽく、
太田結乃の出演作品について、ここでまとめて列挙しておきます。

■映画
1.『生きちゃった』山田鈴役
2.『地獄の花園』女の子役
3.『あちらにいる鬼』白木焔役
4.『189』増田星羅役

■テレビドラマ
1.刑事七人シーズン4 幼い洋子役
2.ほんとうにあった怖い話 20周年スペシャル ほん怖メンバー
3.おかえりモネ ヒナ役
4. 鎌倉殿の13人 三幡役

■CM
1.マクドナルド ほんのハッピーセット 「魚の街のこどもたち」編
2.東邦ガス
3.地震保険2021
4.ジャパンピアノサービス
5.日本コロムビア Nintendo Switch「すみっコぐらし みんなでリズムパーティ」家族編

 

 

太田結乃 wikにもまだ載っていない美少女子役のインスタは?

太田結乃のインスタは
事務所ウォーターブルーが管理する「太田結乃 公式(yuno ota) (@yuno_ota_official)」と
他「♯太田結乃」があるようです。(「♯太田結乃」は運営者がわかりませんでした。)

どちらも『らんまん』のオフショットが多いのですが、
その他、テレビドラマや映画の脚本とともに写った画像が多数あって、
出演作品の多さに驚きます。
cmにも4本出ています。
マクドナルド、東邦ガス、地震保険、ジャパンサービスピアノです。
そういえばマクドナルドハッピーセットのcmで太田結乃の顔があった気がします。

 

太田結乃(子役)映画出演もしている?

太田結乃はすでに映画にも4本出演しています。以下です。

1.『生きちゃった』山田鈴役
2.『地獄の花園』女の子役
3.『あちらにいる鬼』白木焔役
4.『189』増田星羅役

 

『生きちゃった』では、中野太賀と大島優子演じる夫婦の子供を演じました。
母の恋をきっかけに、壊れていく父母と家族。
それを見つめ、心傷め、無力感と疎外感を味わったりする。

『地獄の花園』で、太田結乃は「女の子役」とありますが、
この作品、広瀬アリスが、OLの派閥抗争=裏番争いの末、頂点に立つアクションコメディ。
永野芽衣が普通のOL役で主演し、この抗争に巻き込まれていく、というもの。
太田結乃は、役名もない女の子役ながら、コメディエンヌの片鱗をのぞかせています。

『あちらにいる鬼』の白木焔は、この原作の作者自身の幼少期の役どころ。
実話でもある本作。
自らの父親と瀬戸内寂聴をモデルとする女流作家の恋を受け入れる母を
無邪気に眺めながらも、何か不穏なものも感じる少女を演じたことになります。

『189』の増田星羅役は虐待を受ける少女。
「児童虐待に真正面から取押されるり組んだ」と言われる『189』で、
主役中山優馬演じる保護司に保護される増田星羅を太田結乃は演じました。
物語のキーパーソンであり、
『189』が訴えたかった現実の、核を演じる役だったわけです。
(タイトル『189』は「いち(1)はや(8)く(9)」を表現した、児童虐待を通報する電話番号です。)

 

太田結乃は、NHK朝ドラ『らんまん』の主人公の姉綾も、
女に生まれたために夢を阻まれる主人公の姉、という役どころ。
物心つく前に実の両親を亡くし、主人公の姉として引き取られるという境遇でもありました。

太田結乃に任される役は、どれも複雑で、
無邪気にかわいいだけの美少女では、とうてい演じ切れないものです。

こうした難役の数々を任されながら、
品格あるかわいい美少女感も失わない。
将来、どこかで、ブレークスルーが訪れるのだろうな、と思わせてくれます。

期待の子役さんです。

 

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